タワーマンションについて

タワーマンション

超高層マンションの事をタワーマンションとも呼びますね。
地面から見上げても天辺が見えないのではないかと思ってしまう位に高いマンションの事を指します。
芸能人が住む家の定番であり、成功のあかしでもあるタワーマンションの定義を知っていますか?
実は明確な定義がされていないのがタワーマンションの特徴でもあるんです。
一般的な定義として有名なのは建築基準法に基づく「57メートル以上の高さ」ですが、環境アセスメント条例を用いて「97メートル以上の高さ」のみをタワーマンションと呼ぶ傾向もあるんですよ。

どちらかが正解でどちらかが不正解と言う訳ではないので57メートルの高さのマンションに住んでいるからと言ってタワーマンションに住んでいないと思ってしまう必要はありません。
世間の目から言えば20階建て前後のマンションは全てタワーマンションに見えてしまいますから。
ついでとは言いませんが建築基準法と環境アセスメント条例についてちょっとだけ説明しておきますね。

タワーマンションの定義に関わる建築基準法は第20条の項目が重要になります。高さ60メートルを超える建物に関する安全面での条約が示されている為、57メートルの高さのマンションの事をタワーマンションだと位置づけているんですよ。

環境アセスメント条例

環境アセスメント条例は地方自治体によって定められている環境に関する条例の事を指します。
簡単に言ってしまうと地域の環境に影響を与える恐れのある行為に対して制限を設ける事でしょうか。

タワーマンションが何故、環境アセスメント条例に関わってくるかと言うと多くの自治体で100メートル前後のビルを建築する際に事前に厳しい申請を通さなければいけないからではないかと考えられます。
厳しい申請を通った高層マンション=タワーマンションと言う事なのでしょうか。

環境アセスメント条例は環境だけではなく景観によっても制約される事があります。
例えば仙台市では杜の都仙台を守る為に都市部で建築できる建物が80メートル以下に制限されているんですよ。

とは言っても80メートルもあれば十分立派なタワーマンションですから決して低い建物とは言えませんよね。
57メートルの最も低いタワーマンションであっても17階位にはなるのですから2階建ての一軒家に住んでいる人にとっては超高層マンションである事に変わりはありません。

憧れのタワーマンションは間取りを見ているだけでも楽しい時間を過ごす事が出来ますよね。
賃貸住宅を検索する事が出来るサイトを使えば憧れのタワーマンション暮らしを疑似体験する事が出来ますよ!

参考サイト:タワーマンションとは?