大規模マンションのメリット・デメリット

大規模マンションならではのメリット

大規模マンションというと、どうもセレブ向けの物件という印象があるせいか一般の人にはなかなか選びづらい存在となっています。

確かに「億ション」と言われるような非常に高額の物件は都内などに存在はしていますが、その一方でコストパフォーマンスを考えるとむしろお得といえるような物件もあったりします。

これは不動産価格が全体的に下落傾向にあるということも関係していますが、もうひとつ「サラリーマンのマイホーム神話」が崩れ、必ずしも住宅を購入しないというライフスタイルが一般的になることにより、繁華街で生活ができる物件を選んで住むということができるようになってきたことが挙げられます。

駅前にある大規模タワー型マンションの場合、電車で1時間程度の場所にあるアパートなどと比較すると確かに家賃は高額になりますがそのぶん通勤の時間を限りなく少なく減らすことができ買い物などもしやすく生活コストは全体でみると安くなったりします。

また大規模マンションの場合には住民だけが使用することができる各種サービスなどもあり、そうしたものを無料で使用できるというのもかなり大きなメリットになります。

共有施設としてはキッズルームやラウンジルーム、エントランスに常駐するコンシェルジュといったものが挙げられます。

大規模マンションのデメリットとは

基本的にメリットの大きな大規模マンションですが、デメリットとなる部分もないわけではありません。

というのも大きなマンション物件の場合にはそれぞれの居室の間取りやランクがかなり異なるので、場合によっては希望通りの部屋にはいることができなかったりします。

賃貸の場合はよいのですが、マンションを購入するとなると修繕積立金や共有部分の管理費用をローンとは別に毎月支払わないといけなくなり、その金額が他の部屋の人との不平等感につながってしまうことがあります。

マンションは購入時期によって価格が大きく異なるので、それが先に入った人とあとから入った人との不平等感につながってしまうのです。

また人が多く集まる場所ということでご近所トラブルも起きやすくなってしまい、些細なきっかけで近隣の住民と険悪になってしまったり、それがもとで引っ越しをしないといけなくなってしまったりということもおこりがちです。